あ、どーもどーも、おはようございます。
二日酔いが習慣化しすぎていて、たまの休刊日明けでも二日酔いな気がしてしまうピナ三です。
皆さんも酒を呑むくらいなら呑まれることを心がけましょう。
さて、今回は先日行われた幕張クリテのレポートです。
まずはコバさんからどうぞ。
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2012.11.03(土)
第1回 JBCF 幕張クリテリウム
JBCFロードシリーズ
Jエリートツアー第26戦
会場 千葉県立幕張海浜公園
距離 1.7km/1周
E3予選:20分+2周
E3決勝:35分+2周
さて…
最終戦です。
前週の輪島でチームメイトの梶田君が見事2位に入ってくれて、PTT初の表彰台を獲ってくれました。そして梶田君は2位の為、E2クラスタに自動昇格。
輪島のゴール後は自分の情けないレースも忘れて、雨の中、監督と梶田君と3人で抱き合った。何とも言えない感動を覚えた。
…でも感動と一緒に、俺もE2に上がりたい。
年間ポイント順の昇格ではなく、表彰台での一発昇格をしたいという思いが生まれた。
レースは土曜日。しかし木曜日の朝起きたら、猛烈に喉が痛い。
ジャパンカップ、輪島、そして今週幕張と3周連続のレースなので、疲れがたまってたのか。とりあえず、薬を飲み、トローチを舐め、うがいをして、と、できることをした。
金曜も症状は続く。
そして土曜日。
ふむ微妙だがマシになった。
現地についてまず試走。スタートして少しするとイン側に砂の浮いたS字を経て路面がタイルの場所へ出る。
その後ほぼ直角のコーナーがあり、長いバックストレートへ、しかし道は狭い。
時折広くなるが、その後はもれなく急に狭くなっていてストレートながら危険。
そしてまた直角に曲がって、深いS字を経て、直線に入って50Mほどでゴール。
予選はこのコースを20分+2周。約8周ほどか。
今シーズン、クリテの予選は全部通過しているが、なぜか今回はとても不安だった。
予選出走サインをする小林選手。 |
確かにちょっと表情硬いな。 |
出番まだでーす! |
2列目に陣取って万全の態勢。 |
だがクリートが拾えない。まじか。
レースでこんなの初めてだ。
2列目に並んだ意味ねーよ。
とあっという間に30番手ほどになる。
しょうがないのでそのまま行く。
S字は集団でも問題なし。その後の直角コーナーもまあスピードは落ちるので、危ない感じはあるが、大丈夫かな。
バックストレートはやばい。45~50KM/H以上スピードが出て、しかも前の選手で視界も悪くかなり怖い。
その後の直角コーナーからS字も気を付ければ大丈夫。ただ直角コーナーに入ってからゴール
まででポジションを上げるのは至難。
つまりストレートでポジションを取っておかなくてはスプリントすらできない。
走りだしてしまえば大丈夫。 |
巻き込まれた人は少ないようだが、視界の隅で縦回転してるっぽい人を捉える。
怪我のないことを祈る。
だが展開的にはラッキー。集団がばらけた。
ストレートから直角コーナーを抜けて。
前から順番を数えながらスプリント。
問題ないな。予選通過。ホッと一安心。
予選は大丈夫っすわー。 |
知った顔も結構いるな。
決勝いきます。 |
スタートえらいいい位置だなおい |
前に上がれてもバックストレートで両サイドから選手が上がってきてしまい、上手く前方で廻すことができない。なので後半までは、適当な位置で走っていた。
30分過ぎだろうか、
ホームストレートに帰ってきたときに、実況のスピーカーから「あっっっ!!!」という声が聞こえた。
瞬時に落車と判断して、ブレーキに指をかけ、一瞬脚を止める。
その後、すぐ状況が見える。
大落車だ。コースの半分以上ふさがれてる。
フルブレーキ。後輪がロックする。
スピートが落ちて、コースを変え、落車を避ける。危なかった。後方にいて助かった。
そんなこともありつつ残り2周。
ポジションはちょっと後ろ目になっている。
徐々にポジションを上げて、最終ラップ。
直角コーナーで外側に行きたかったが、先に外側に入られてしまい。外から2列目に。
番手は10番手前後か。
バックストレートで外から上がれるのに、隣のやつが上がらない。思わず
「外から上がれ!」
と言って上がらせる。ここで前に上がれなかったら終わりだ。
が、しかし、その選手は外から上がるときに垂れた。
前はふさがれた。
内側から選手が上がってくる。万事休す。
とりあえずやれることをやろう。
直角コーナーに突っ込み。S字は芝生に
乗り上げつつインを取る。
最後のスプリント。4~5人まくってゴール。
18位。圏外も圏外。
最後のバックストレートに入る前が悪かった。
悔しい。
結局年間通してパッとした成績が残せなかった。
チクショー! |
石川などのサバイバルレースで勝ちきるほど強くもないし、ヒルクライムも表彰台には届かない。クリテリウムもポジションどりが下手くそ。いろいろ弱い。
来期はポイントでE2に上がれるが、いろんな意味で勝負の年になりそうだ。
もやもやして、気分の重い最終戦だった。
こんな弱い選手ではありますが、来年も頑張りますので応援して頂ければ、幸いです。
Pinazou Test Team 一年間ありがとう
ございました。
皆様ありがとうございました。
応援に結果で応えられず申し訳ありません。
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結果は結果、受け入れて次頑張りましょう!
来年はキリッと好成績期待してます。
ガンバレ、30代の星!!
続いてきおたぽ君のレポートです。
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コースは幕張海浜公園内1.7kmのコース。
完全ド平坦ながら、段差あり砂ありタイルありのテクニカルなコース。
おまけにS/F側は向かい風が強い。
このコースを予選は20分+2周、決勝は45分+2周する。
アップと練習を兼ねて会場までは練習仲間のUくんと自走で。
~予選~
初のE2。予選いくぜ。 |
決勝へのアップを兼ねて積極的に動いていく。
マルコADONの人たちがやたらとコントロールしたがる。
何となくNIPPOの佐野淳也さん感のあるカミハギの選手(以降ジュンヤさん)が強い。
ラスト1周のペースアップが過激で、決勝もこうなると厳しいなと思いながら予選通過。
調子は依然よさそう。 |
予選ゴール!っつーか写真むずい。 |
~決勝~
前の選手がなかなかクリートはめられなくて、危うくコケそうになりながらスタート。
序盤から動きが活発。自分も積極的に乗っていく。
鋭角コーナーやカウンターで何度かかける。どこかのタイミングでジュンヤさんが反応。2人で逃げる。彼が強いのは分かっていたしひょっとしたらいけるんじゃないかと思っていたけど、数周回ったところで吸収。ジュンヤさんは吸収直後もローテに加わる。すごい、はんぱない。さすがジュンヤさんだ。
僕はといえば、吸収された後は中段あたりでこなす。後ろに下がって分かったけど、コーナーの立ち上がりがすごくしんどい。けっこう脚を使ってしまう。前の選手がリア滑らせるシーンも何度かあった。ここにいちゃダメだと思い、鋭角コーナー立ち上がり後も踏み続けて一気に先頭まで上がる。上がって間もなくしてラスト2周に。
アタックと牽制が繰り返される。
ラスト1周直前で、スペードエースの選手がアタック。これはジュンヤさんがほぼ一本引きで集団に連れ戻す。僕はジュンヤさんの番手。吸収したのは鋭角コーナー立ち上がって少し行ったところだった。超絶おいしいカウンターアタックのチャンス……が、コーナーまでの距離にビビってかけられず。
躊躇しているうちに両側から数名が上がってくる。いたきさん(左側)とジュンヤさん(右側)に挟まれて危うく落車しそうになる。後ろに下がってクリア、と同時に右側から外に出る。前に上がりなおしてコーナーへ。
後ろから「落車!」の声。いたきさんの声ぽくて気になったけど振り向いてはいられない。コーナーを立ち上がってスプリント。捲りも捲られもせずゴール。
レース前からスプリントで捲るのは厳しいと感じていたので、最終コーナーに入る前にもがく必要があると思っていた。その決定的なチャンスがありつつもびびってしまった。完全なる失敗レース。自分でチャンスを潰してしまったのは本当に本当に悔しい。
それでも、表彰台に上がれたのは嬉しかった。今回のように大勢の方に応援に来ていただいたのは、初戦の下総と群馬の東日本以来。下総は出走できず、東日本は完敗、とまったくいいところを見せられていなかったので本当に良かった。
同時に、すごく応援していただいていたのが分かってすごく嬉しかった。PTT応援団の横を通るときの声援がいちばん大きかったし、シナプスさんやさとしさんは別の場所でも応援してくれていた。ものすごく励まされました。ありがとうございました。と、応援はいちばんだったのに勝てなくてごめんなさい。
E2はこの一戦だけで卒業となってしまうけど、動きもたくさんあるしローテも回るしすごく楽しいレースでした。E1はどんな世界なんでしょ?冬のうちにちゃんとレベルアップして、E1でもまた表彰台に上がれるようになりたいなと思っています。
そして、この幕張クリテでPTTの実業団1年目のシーズンが終わりました。残念な結果を残してしまうレースのほうが多かったですが、終盤のレースでいい結果を残せたのはよかったです。これもコバさんとぴなぞうさんがたくさんのプレッシャーを与えてくれたから。ありがとうございました。来シーズンは選手も増えますし楽しみです。
余談ですが、某会長様からは、表彰台に上がった3度のレース全てでチーム名を噛まれ、「難しいな」というコメントを頂きました。スラスラと読まれるくらいになりたいものです。
来年もよろしくお願いします!
みんなでそわそわ待ってるところ。 |
表彰台ド逆光とか勘弁してほしいですねー |
(コバさん)
梶田君はE2の決勝で5位。
すごい。やっぱ強いな。
嬉し悔しい。。。。。
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素晴らしい結果でした。
来年はもっとアツい結果を期待しちゃいます。
まだまだ盛り上がるPinazouTestTeamを今後ともよろしくお願いします。
そして、オフの主役は呑み会ガチ勢ですよー!!
ども!
呑み会では、落車→DNF→ボッチと見事に呑まれまくってしまったものです。
その節は、大変ご迷惑をおかけいたしました。
とても素晴らしいチームですね!!
改めてそう思いました。
来季はもっとプレゼンスのあるチームへと進化すること請け合い。
鯰もザリガニに負けないように頑張ります!
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